23,24日の連休に大阪大学で開催された医薬ビジランスセミナーに参加しました。医薬ビジランスセンターは、薬害問題に医学的に取り組む、医師や薬剤師等が創るNPO法人です。薬害訴訟に対しても、綿密な分析で被害者の訴訟を助けています。
薬害肝炎、タミフルの問題に取り組んでいて、アトピー治療におけるステロイドの乱用についても特集を組んでいます。季刊紙「薬のチェックは命のチェック」で、世界的に見ても薬に埋もれた日本の医療のあり方について異論を唱えています。
10年以上続けているアトピーネットワークの活動の中からも、依然、不可解な湿疹はのこるものの、乳児期から湿疹が早期に治るものであるかどうかも見極められない中で、強力なステロイドを使ったために、成人になってムーンフェイスや色素沈着、毛細血管が浮き出したりするばかりでなく、薬が効かなくなって社会生活に支障をきたす症状に悩まされる方が多くいることは明らかです。
アレルギー学会の提唱し続ける「アトピー治療はステロイド療法」というガイドラインには声を大にして意義を申し立てたいところです。残念ながら、今回で一旦休止して、海外への情報発信、後進の育成により力を注ぎたいということでした。
タミフルで家庭の大黒柱を亡くしたご婦人、フィブリノゲンの薬害で肝炎を発症した山口さんも参加し、セミナーでは活発に、時には「これでは実証性が曖昧」など、厳しい意見応酬もありました。
小太りが健康という保険会社のデータにもかかわらず、健康体にコレステロール低下剤を飲ませる、メタボリックシンドローム、効果のないインフルエンザワクチン接種の復活などなど、課題は一向に解決していないと、10年をめどに活動を点検する浜六郎先生の厳しい生き方には頭の下がる思いです。被害者の苦しみの重み、政治と薬の関係など、議員になる前から、なってもこだわり続けたアトピーネットワークの活動の意義を再認識でき、胸の熱くなる思いで2日間を終えました。
是非、皆さんも医薬ビジランスセンターの季刊紙を一読してください。
http://npojip.org/jip_menu/jindex.htm
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