平和

田中均氏講演会

  Tanaka_227日、神奈川県民ホール会議室にて、元外務省の朝鮮問題に詳しい田中均さんの後援を聞きました。懇談会でお話できたことは、「企業や団体との草の根交流は評価されているのに、政治の舞台では発揮されていないのではないか?」という問いに対しては、「表では、評価したら得るものがない。抗議して何か得ようとしてるんです。あなたも政治家でしょ、政治っていうのはそういうもんです。」「なるほど」

 アメリカ一国主義の終焉。日本の経済大国のかげり、それでは、交渉の後ろ盾になりうる圧力とは? やっぱり、日本の外交については自信がないというのが私の私見。もしかしたら、北朝鮮のほうが外交がうまいのかも。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

テポドン2号は打ち上げ花火?

 北朝鮮との緊張関係が高まっている。日本の領空を犯し、航空機が航路を変える事態になっているのは事実。しかし、いつも釈然としないのが、ミサイルか、人工衛星か、どっちなの?映像で見ると人工衛星。3段式。技術的にはミサイルと同等。英訳はロケット。日米以外の見解は安保理でも触れていない。こんなとき、世界のメディアは何をしているのだろうか?

 それでは、北朝鮮の思惑は?本当に分けの分からない国だが、先日の金氏の復帰を印象付ける打ち上げ花火だったのではないか。それにしても、発射されたかどうかも誤報、何処に落ちたかもすぐ分からない、騒ぎの割にはなんともピリッとしない防衛力ではある。

 ただ、未然に攻撃する議論も飛び出す中、イラク戦争の教訓だけは、生かされなければならない。いつも、真っ先に被害にあうのは、無実の弱者だからだ。

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

自衛隊イラク派遣に違憲判決

 4月の新聞で、自衛隊のイラク派遣に名古屋高裁で違憲判決が下され、「それでも、粛々と派遣が続けられる」ことが報道されました。しかし、その後のマスコミ報道が一切ない中、原告団による報告集会、抗議行動が続いています。土曜日に、池住義憲さん(原告団代表)の報告を聞きにいきました。判決文の、すばらしさは日本国憲法を読んで感動したことに匹敵するものです。以下、抜粋します。

----------------------------------------------------------------・・・よって、現在イラクにおいて行われている航空自衛隊の空輸活動は、政府と同じ憲法解釈に立ち、イラク特措法を合憲とした場合であっても、武力行使を禁止したイラク特措法2条2項、活動地域を非戦闘地域に限定した3項に違反し、かつ憲法9条1項に違反する活動を含んでいることが認められる。

 平和的生存権は、現代において憲法の保障する基本的な人権が平和の基盤なしには存立し得ないことからして、すべての基本的人権の基礎にあって、その享受を可能ならしめる基底的権利であるということができ、単に憲法の基本的精神や理念を表現したにとどまるものではない。・・・・・・・・・・・この平和的生存権は、局面に応じて自由権、社会権的又は参政権的な態様をもって表れる複合的な権利ということができ、裁判所に対して、その保護、・救済を求め法的強制措置の発動を請求しうるという意味における具体的権利制が肯定される場合があるということができる。

 例えば、憲法9条に違反する国の行為、すなわち戦争の遂行、武力の行使等や戦争の準備行為等によって、個人の生命、自由が侵害される又は・・・・憲法9条に違反する戦争の遂行等への加担・協力を強制されるような場合には、平和的生存権の主として、自由権的な態様の表れとして裁判所に対し当該違憲行為の差し止請求や損害賠償請求等の方法により救済を求めることができる場合があると解することができ、その限りでは、平和的生存権に具体的権利性がある。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 判決文は、憲法で保障する基本的人権のすべてが平和の上にあり、政府の暴走によって基本的人権が危機にさらされた場合には、具体的に司法に訴え、シビリアンコントロールすることができるとしている。判決文では、自衛隊が空輸した物資に関して、情報公開請求に政府が答えていないことも指摘している。

 私は、厳格な護憲論者ではない。しかし、ヨーロッパ諸国が非を認めてイラクから撤退する中、米に追従するために、大きく憲法をゆがめて解釈したイラク特措法によっても、自衛隊派遣は認められないとされたこと。そして、自衛隊の活動は、米の要請によって報道されることもなく、秘密裏に進められていることを危惧しているのです。

 そして、「市民は憲法改正を望まなかった」ことは、明らかです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

靖国神社「みたままつり」に行ってきました

  Yasukuni 先日、ブログで約束した「靖国」で「みたままつり」があると言うので行ってみました。四谷に住んでいましたから、よく知っていたはずですが、今回、初めて映画「靖国」で取り上げられた「遊就館」にも行ってみました。正義の戦闘と思って散っていった多くの若者、当時は、日本のみならず、多くの列強が覇権を伺っていた世界情勢。

 A級戦犯との合祀。「後の人は権利を主張するが、死んでいった人は日本兵として喜んで従軍したのでは?」「そうかも。。。。。」しかし、戦争と言う大きな犯罪、さらには教育の犯した罪を感じずにはいられない。そもそも、国体を追及すれば、国家間に軋轢が生じるのではないだろうか。

 テロは犯罪、では、戦争は?戦争は国家権力が行う国家の正義。それが、国際世界に普遍的な正義と幸福をもたらすのか。はなはだ疑問だ。

 タクシーの運転手さんが、「あのちょうちんの一つ一つに生き残った兵士の名前が読み取れる。奇跡のようだ。ちょうちんの下で着飾った浴衣の女の子たちをどう解釈していいのかわからない。」と語った。おそらく、戦争を生き残った人たちが亡くなってからの解釈はさらに異なっていくのだろう。国際世論と事実の狭間で、日本は、あいまいなまま、まだ答えを出せずにいるんだと感じた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

映画 「靖国」を観にいきました

 話題の映画、「靖国」が伊勢崎町近くのジャック&べティーで上映中なので、出かけていった。当初、騒がれていたような、右翼が猛烈に反発するような内容ではないと思う。

 比較的、淡々と靖国神社に集まる人の姿を映し出している。映画の中で、作者がこだわっているのが、「靖国刀」。軍刀として靖国境内で作られ、献上され中国大陸で恐怖の象徴となった。

 「刀」は、匠の技に受け継がれ、精神を込められてつくられる。そして「とても美しい」と思うのは私が日本人だからだろうか。考えてみれば、殺傷の武器がこれほどもてはやされる国はあるだろうか。剣は?、中国の刀は?美術館に飾られているのだろうか。

 映画を見ながら「菊と刀」と言う本を思い出した。確かに、靖国では時間が止まったように天皇があがめられている。 そういえば、我が家にも神棚が残っている。これも天皇に続いているというわけだ。

 近く、「靖国」へ行ってみようと思った。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

私たちは、まだ、大本営発表のニュースを聞いているのか

 10月3日、開港記念会館で、東京大学教授の藤原帰一さんのお話を伺いました。外交に詳しく、特にフィリピンとの交流葉専門と聞いています。

 アジア外交という概念は、日本固有の概念で日本帝国主義に通じるものとし、始めから、がーんと頭をたたかれた感じでした。「アメリカの関心はもう、極東アジアに移っていて、特ににイランとの緊張関係に向いている。日本の基地も意味がなくなってきていて、アメリカの傘下で日本がこれからも守られるということはないし、安全保障条約の議論が必要になってくる。」

 今、日本は、テロ特措法で、アフガニスタン支援のために海上での給油活動を行っていて、11月の期限をめぐっては、自民党と、参議院選挙で大勝した民主党との対立しています。藤原さんは、「治安維持に武力が必要なことは否めない。マスコミの報道で、「国連に感謝されたからといいますが、あまりにも少ない情報で議論しないで欲しい!国連での議論は、マスコミでは、ほんの一端しか報じられていない。」と歯がゆさを語っていました。

 日本が、国連で多大な財政支援をしているにもかかわらず感謝されていないとしてサマワに自衛隊を送ったけれど、あの時は、国連では軍を送っている国名を列挙して謝辞を述べたのだから、日本が入らないのは当然。それまでの日本の経済支援は十分感謝されていたのに事実が全く伝わっていない。

 また、中国については、軍事力を持ったから、発言力が増したのではなく、上昇する中国経済力がものをいっている。~とひとつひとつ事実を挙げ、言葉を選びながらアジアの情勢をお話してくださいました。

 国連での議論についても確かに情報はあまりに少なく、私たちは、マスコミの「大本営情報をもらって判断しているのではないか」とハットさせられました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

ドキュメンタリー映画「ひめゆり」の衝撃

/15神奈川公会堂で上映された「ひめゆり」を見て、衝撃を受けました。長編ドキュメンタリーの作品には、あまりにも過酷で残酷な戦争の実態が語られていました。すぐには、会場から出られないほどでした。

 3ヶ月の沖縄戦で、総勢222人の「ひめゆり」部隊の犠牲者は19人だったのに、米軍に囲まれて、日本軍による急な解散命令で、壕から出て行くように命令された後の、たった3日間で、実に100人の少女の命が銃撃や自決で消えました。病院壕に入院していた重傷者患者は青酸カリを飲まされて殺されて「人間じゃない!」と叫んで死んでいった事実の後に、「重症患者自決跡」と碑が映されています。

 軍隊は市民を守らない。15~19歳の少女も守らないことは明らかです。

 ひめゆりの生存者はおびただしい数の重症患者に囲まれ、横になることも許されず、昼夜を問わず働き、薬品もない中での手術に協力し「最初は、怖くて涙が出たが、1ヶ月で、切断された、手足も、腕も、死体もなんとも思わなくなった」と自分を責めてもいました。

 日本軍による自決の強要はなかったとした教科書検定結果は、この映画の前にあまりにもうすっぺらなのに、後世に与える影響が懸念されます。生存者は、口々に、「全く教育が間違っていた。」と語っていました。

 今回、見逃した方もぜひ、機会を捉えてご覧ください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

「日本の青空」が大好評!!

 横浜市栄区本郷台あーすぷらざへ、「日本の青空」を見に出かけました。ウイークデイというのに会場はほぼ満席!神奈川区の知人も多く、改めて、「日本国憲法」を守りたいという、市民の思いを強く感じました。

Index_photo3 日本国憲法は、憲法学者 鈴木安蔵の草案がたたき台となったもの。当時、政府の憲法問題調査会に対して、数多くの政党、市民団体から草案が出されましたが、鈴木安蔵、高野岩三郎、岩淵辰雄、室伏高信、森戸辰男、杉森孝次郎らの「憲法研究会」も草案を提出し、GHQに民主的な憲法として高い評価を受けて、採用されたもので、決して「押しつけ憲法」ではなかった経緯が映画化されています。

 安倍政権が掲げた「憲法改正」は、年金問題、閣僚の暴言や事務所経費など相次ぐ事態の中で参院選の争点としては、トーンダウンしていますが、なくなったわけではありません。既に、国民投票法案成立、教育基本法がするすると改正されてしまい、私たち市民にとって「憲法改正」は間近な重大問題です。

 この映画が、市民によって全国くまなく上映されていくことで、静かに、着実に、平和、人権、男女平等を守る憲法論を市民に広げていくことを大いに期待します。

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|