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2007年11月 4日 (日)

横浜新貨物線反対運動

 横浜市神奈川区では、40年前、飛鳥田市政の時代、新貨物線敷設の住民反対紛争がありました。地域エゴイズムといわれるこの運動は、神奈川区の羽沢駅周辺、松見町内会、沿線住民を巻き込んでの運動で15年間争われたということです。その時の運動に参加された宮崎さんのお話を伺う機会がありました。

 当時のことは、私は知る由もありませんが、この反対運動は横浜市史にも刻まれています。「閑静な住宅街になぜ?」という声で「国益と住民利益」の対立として生じた運動は、市民参加を標榜し、一万人集会を行った飛鳥田市長の下で行われ、機動隊が出動して強制執行されたということに、非常に興味がありました。

 学生時代、千葉に住んでいて三里塚闘争に参加していた学生を知っていましたが、遠くからおもしろがって参加するいわゆる「運動のための運動」に対しては興味がありませんでした。そこに住む人が、そこの環境を守るために戦うことは、マンション建設のトラブルなどいたるところにありますが、「公共」はどこまで正義なのか大きく問われていると感じています。

 地域エゴイズムの運動は、敗れましたが、線路は完成したもののトラック輸送に取って代わり、貨物線はまったく振るいませんでした。東部方面線として相鉄線の西谷から羽沢をとおり、東急に接続する鉄道が開通する見通しになり、一部復活しますが、横浜市の貨物輸送の見通し、行政の行う正義が問われた運動として感銘を受けました。 

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