老人保健施設を考える
介護老人保健施設理事長連絡会に出席した。
介護老人保健施設(老健)は、医療機関〜家庭に帰る為の中間施設として設置された。しかし、介護保険制度の導入によって、医療保険制度、介護保険制度の狭間で、看護士等の人員配置、薬の処方等運営上多くの支障を抱えていることが意見交換させていただく中でよくわかった。病床利用率95%でもやっとという。
多くの場合、病院からというよりも特養施設に入れないから,とりあえず老健に入るということにもなっているが、最近では、病院の在院日数の縮減等で、以前にもまして医療対応が迫られているそうだ。国は、一律に療養型病床群の廃止の方向を打ち出しているが、それには、老健が本来の役割を十分に果たし、在宅に戻せる環境整備が必要だ。
「痰の吸引がうまくできない」と、夫の歯で噛み切られた手を見せてくれた夫人、現在は医療ケアの必用な人ほど在宅介護を余儀なくされているケースも多い。介護保険の5年間の実績については,私は、これまで評価してきたが、もう一度、医療保険と介護保険の狭間に落ちてしまった内容を見直す必要があると実感した。
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